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「人生の意味 The meaning of life とは何か」をテーマに、誕生から死に至る、人間の諸段階をつづったオムニバス映画。モンティ・パイソンとして最後の活動となったこの作品は、84年のカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞しました。 この映画は、前編『クリムゾン〜老人は荒野を目指す The Crimson Permanent Assurance 』と、本編『人生狂騒曲』から構成されています。『クリムゾン』は、若いエリート社員にこき使われる老社員たちが反乱を起こし、海賊となって世界の金融街を襲うという、15分ほどの短編映画。テリー・ギリアムが監督をつとめました。 他のメンバーはこの作品にほとんどタッチしておらず、作風もギリアム監督の『バンデットQ』や『バロン』に近いものがあるので、パイソンというよりもギリアム映画と呼んだ方が相応しいのかもしれません。海賊映画のようなノリや、老人たちの戦いぶりも面白く、『空飛ぶ〜』のアニメーションとはひと味違った、テリーG独特のユーモアが楽しめます。 本編『人生狂騒曲』では、「出産の奇跡」、「成長と教育」、「互いに戦い合うこと」、「中年」、「晩年」、「死」といったスケッチが、『空飛ぶ〜』のように連なりながら展開。 スケッチの合間には、メンバーそれぞれの顔をもった人面魚たちが登場します。『アニー』顔負けのローマン・カソリック・ミュージカル「すべての精子は神聖なり」や、天国のディナー・ショーなど楽しいスケッチが多い一方、スプラッタな臓器移植やクレオソート氏の食事シーンは、嫌がらせとしか思えない程のグロテスクぶり(しかも、やっている本人たちは楽しそう)。 『ホーリー・グレイル』のような破天荒さには欠けますが、「実演付き性教育」や「臓器移植」、「戦場でのさよならパーティ」など、あの年齢にしか出せない演技の妙が、『人生狂騒曲』にはあるように思います。エリックの「ギャラクシー・ソング」や、グレアムの「クリスマス・イン・ヘブン」など、メンバーたちの歌が沢山聞けるのも嬉しいです。 でも、『空飛ぶモンティ・パイソン』のオープニング・アニメーションを映したテレビが宇宙の彼方に消えていくエンディング。あれは何だか寂しい。 製作:ジョン・ゴールドストーン 脚本:モンティ・パイソン 監督:テリー・ジョーンズ、テリー・ギリアム 撮影:ピーター・ハナン 音楽:エリック・アイドル 、ジョン・ドゥ・ブレツ 出演者:モンティ・パイソン、キャロル・クリーヴランドほか |
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