| ■ガンビーの脳外科医 |
| 空飛ぶモンティ・パイソン 第32話(V−6) |
T.F.ガンビー T.F.Gumby :マイケル・ペイリン
ガンビー専門医 Gumby Specialist : ジョン・クリーズ
ガンビー脳外科医 Surgeon Gumby :グレアム・チャップマン
ガンビー手術医たち Operating Gumbys :エリック、テリーG、ジョン他
麻酔係の医者 Gumby Anaesthetist :テリー・ジョーンズ
画面:「ハーレー・ストリート Harley Street
」と書かれた看板が映し出される。
画面:続いて、落ち着いた感じの高級感あふれる診療室に切り替わる。そのドアをノックする音が聞こえ、T.F.ガンビー(マイケル)が部屋へ入ってくる。
- T.F.ガンビー(マイケル)
- 先生っ!先生っ!先生っ!先生っ!せーんせいっ!先生っ!先生っ!先生はどこだっ!!
(と叫びながら、部屋の机を破壊してゆく)。
そこへガンビー専門医(ジョン)が部屋に入ってくる。T.F.ガンビーは気まずそうに破壊行為をやめるが、専門医はキョロキョロを室内を見回す。
- ガンビー専門医(ジョン)
- ハロウ!
- T.F.ガンビー(マイケル)
- お前は脳ミソの専門家かっ?
- ガンビー専門医は質問の意味が分からないらしく、しばらく沈黙する。
- ガンビー専門医(ジョン)
- いや、違う!私は、脳ミソ専門の医者ではない。違う、違う、私は…。そうだっ!そうとも、私が脳ミソの専門医だ。
- T.F.ガンビー(マイケル)
- 脳ミソが痛いぃ!
- ガンビー専門医(ジョン)
- じゃぁ、脳ミソを見せてください、ガンビーさん。
専門医はT.F.ガンビーのセーターを脱がし始める。
- T.F.ガンビー(マイケル)
- 違う、違う。脳ミソは、頭の中にある。
- 専門医はT.F.ガンビーの頭をバンバンと叩く。
- ガンビー専門医(ジョン)
- じゃ、脳ミソを出さなくちゃいかんな。
- T.F.ガンビー(マイケル)
- 出す?わしの頭ん中のヤツを?
- ガンビー専門医(ジョン)
- その通りっ!脳ミソぜーんぶ。ナース!ナース!
ナースが専門医の目の前にやってくるが、彼は気付かない。
- ガンビー専門医(ジョン)
- ナース!ナース!(と、目の前のナースに気づき、驚く)。ナース、ガンビーさんを、脳外科に連れて行け。
- ナース
- はい、先生。
ナースはT.F.ガンビーを連れていく。部屋に残った専門医はまだ叫んでいる。
- ガンビー専門医(ジョン)
- メスはどこだぁ?
- ナース
- (T.F.ガンビーにむかって)彼はとても優秀なお医者様なんですよ。
- ガンビー専門医(ジョン)
- メスはどこにあるんだっ!…私も脳ミソが痛い。
画面:サイレンを鳴らした救急車が病院に入っていく。
画面:病院ドラマ『Dr.Kildare』のテーマ曲が流れ、画面は手術室に切り替わる。ガンビーではない脳外科医(グレアム)と看護婦が映し出される。
- 脳外科医(グレアム)
- 手袋…(看護婦は指示されたものを、脳外科医に付けていく)、眼鏡…、口ひげ…、ハンカチ…。
看護婦が脳外科医にハンカチの帽子をかぶせると、脳外科医がガンビーに変わる。
- ガンビー脳外科医(グレアム)
- 手術を始めるぞぉ!
画面:カメラは手術室全体を映す。手術室には脳外科医(グレアム)と看護婦の他に、4人のガンビー医師がおり、手術台の上ではT.F.ガンビーが眠っている。
- ガンビー医者全員
- 手術を始めるぞお!
医者たちは木槌やノコギリ、注射器などで、T.F.ガンビーの体を叩き始める。
- T.F.ガンビー(マイケル)
- (目を覚まして)ハロウ!
- ガンビー脳外科医(グレアム)
- おお!麻酔を忘れていた!
- ガンビー医者全員
- 麻酔ぃ!麻酔ぃ!
そこへ、ガスボンベを手にしたガンビー麻酔医(テリーJ)が、壁を突き破って入ってくる。
- ガンビー麻酔医(テリーJ)
- いま、麻酔かけますよぉ!
ガンビー麻酔医は、ガスボンベでT.F.ガンビーを殴りつけ、気絶させる。
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