■ウィゾー・バター  
空飛ぶモンティ・パイソン 第1話(T−1)

アニメの男の声 Voice Over :マイケル・ペイリン
インタビュア Interviewer :マイケル・ペイリン
ペッパーポット1 First Pepperpot :グレアム・チャップマン
ペッパーポット2 Second Pepperpot :ジョン・クリーズ
ペッパーポット3 Third Pepperpot :テリー・ジョーンズ



〈アニメーション〉
空を飛んでいた子豚が、グルーチョ・マルクスの口に飛び込み、食べられてしまう。手があらわれてグルーチョの顔を取り上げ、お椀の上で彼の頭を卵のように割る。すると、そのお椀の中から男性が現れ、パンにバターを塗りながら、ウィゾー・バターの宣伝を始める。 
アニメの男(マイケルの声)
奥様、新しくなったウィゾー・バターは脂肪分10%、その味は死んだカニの肉にまるでソックリ。さあ、ウィゾー・バターを買って、天国に行きましょう!

画面:ウィゾー・バターの置かれた机の前に、4人のペパーポット*1(グレアム、ジョン、エリック、テリーJ)が立ち、インタビューを受けている。

ペパーポット1(グレアム)
ウィゾー・バターと死んだカニ肉の違いなんて、分かんないわよ。
インタビュア(マイケル)
そうです。イギリスの主婦10人中9人が、ウィゾー・バターと死んだカニの肉の違いに気付きませんでした。
ペパーポットたち
ホントよ。サッパリ分かんないわ。
ペパーポット2(ジョン)
ちょっと、ちょっと。あんた、テレビに出てる人でしょ。
インタビュア(マイケル)
(控えめな感じに)ええ。
ペパーポット2(ジョン)
この人、バターと死んだカニの肉の違いが分かんない女をバカにしてんのよ。
ペパーポット3(テリーJ)
ちょっと兄さん、ここでそんな真似してみなさいよ。あんたの顔、ひっかいてやるから。

*1 ペパーポット Pepperpot
「空飛ぶ」シリーズを通して登場する、キイキイ声のオバサンの総称。すべてメンバー自身が女装して演じました。ペパーポット(=コショウ入れ)という名前は、彼女たちの大きな胸とお尻がコショウ入れの形に似ていることに由来しているとのこと。グレアムが命名したようですが、一般に流布していた言葉だったかは不明。→戻る



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